真鍮切削屋 真鍮専門切削加工屋 六角ナット 寸切ボルト 精密挽物 複合加工
試作から数10万個まで、切削の小回りを利かせます!
切削だから、寸法が自由!
株式会社南製作所のトレードマーク
株式会社 南製作所
 TEL 06−6791−1774
新規立ち上げが得意です! NC,一人で7年で1400件
リピートに自信があります! すべてをデータベース化
お問合せはこちら
トップ ページ > 技術情報 > 切り落とし
切り落とし(突っ切り)

真鍮ならではの仕上がり
 切り落としは、自作の刃を使います。ハイスの完成バイトをグラインダーで削って作ったものです。真鍮は切削性がよいので、刃に負担がかからず、ぎりぎりまで理想の形を追求できます。切削油を使わなくても、端面を仕上げながら突っ切ってゆき、ほとんどチョボのない状態で切り落とせます(構成刃先を防ぐ処置はしています)。 対向スピンドルなどありません。
 真鍮を加工しているものにとっては当たり前のことと思いますが、見学された人がよく驚かれます。バフの見積もりの際も、めっき屋さんから「お宅の仕上がりはきれいなので・・・」と言ってもらっています。(もちろんバフの場合は、小さいチョボは仕上げて取っています)
切り落としの瞬間の写真

  左の写真は、平頭の化粧ボルトを切り落とすところです。ねじは、M4X10で、頭が丸30x3で、頭でっかちのものです。頭の角は3C面取りされています。装飾用のボルトで、あとから頭をバフ研磨して、金メッキします。
  材料の径が小さいものは、きれいに落としやすいのですが、径が大きくなってくるとだんだん難しくなります。径が大きくても、このように落下の力がかかりにくい形状のものは、簡単です。


切り落とし面 切り落としたままの状態です 飾りボルト
 左の写真が切り落としたままのボルトです。チョボ取りの仕上げはまだしていません。表裏両側から撮影しています。
  右側が切り落とし面です。中心に、ごく小さいチョボが着いています。指先で触れば分かりますが、よく見ないと見落とすぐらいのものです。チョボのついた面で頬をこすっても、全く引っかからず、チョボのあることも分かりません。(注意:私の面の皮が厚いのではありません。もち肌色白で、幼少のころは、おばあちゃま方に、「竹ちゃんの肌、ほんまにすべすべや」といっては、何度も触られてました。今でも心とともに繊細です。) 実際試してみたら、後でちょっと痛くなりました。その程度のチョボです。


 この切り落とし面の仕上がりですが、ほぼ、このようにできますが、100%というわけにはいきません。同じメーカーの同じ材料を使っても、ロットが違うとわずかに物理的性質が違うのです。微妙な切り落としをしていますので、このわずかな差でも、うまくいかないことがあるのです。この場合は、仕方ないので後で仕上げます。
 切削油を使いませんので、ほっておけば、構成刃先ができやすいのです(管理すればほぼ防げます)。はじめはこれが原因かと思っていました。切り口を見て、刃先を触れば大体のことは分かります。刃先にだけ指で油を塗ってやったりすると、解決するのですが、ちょっとそのタイミングが遅れたのか思っていました。
  しかし、刃をいくら研ぎ直しても、うまくいかないときはいかない。おかしいので、残材をいろいろ調べていて分かりました。ある時期の残材だけが、汚くなります。その汚くなった刃で、もとの材料を切り落とすときれいにできる。材料に原因があったのです。
  材料屋に聞いて見ましたが、メーカーに問い合わせても分からないということです。組成や熱処理の微妙な部分が少し違うのではないか。想像の話しか返って来ません。


バフ屋さんから返ってきたところ ひとつずつ包装されています。
<上記の化粧ボルトのその後>  左の写真は、バフ屋さんから返ってきたところです。一つ一つ丁寧に包装されています。(包装の工賃も払っているので、当たり前ですが)。
  ひとつ開けてみると、本当に鏡のようにぴかぴかでした。金メッキしたものも見てみたいなあ。メッキは先方でされました。
  サンプルにと、ひとつ取っておいたのですが、京都でのデジカメ講習会の撮影サンプルとして持っていって、その後かばんの中に眠り続けて、方々長旅をして、気がついたときにはかなり傷が入っていました。残念ーん。
右がバフ研磨をかけたもの 左は切り落としたまま
 習ってきた撮影技術を使って、背景を黒にして、かなり渋い写真が取れましたが、傷がめちゃくちゃ目立ってしまう。もう少し工夫してから、載せます。
  とりあえず、普通の写真を。


こんな切り落としもできますよ!

こんな切り落としも。異径アダプター
 左の写真の品物はアダプターです。外ねじがPF3/4(外径26.3mm)で、全長が24mmです。内側にもねじ(PF3/8ですが、内径が16の特殊ねじ)が切ってありますが、この写真で見る限り、普通の品物です。
  しかし、この写真では見えませんが、奥で穴が小さくなっており(φ10mm)、 穴の出口(この写真で下側)が、1.5Rの面取りの指定です。
  普通なら後加工で、面取りしますが、これが、1次加工できれいにできます。
(余談ですが、ここから、写真きれいと思いませんか。デジカメ講習会の成果です。まあ、品物もいいのですが・・・なんてなことを自分でいったらダメだわな。)

切り落とし面です。Rもきれいに取れています。完成品加工ができます。
 左の写真で見えているのが、切り落とし面です。穴面が1.5Rで、外面が1Rで、共に球面の面取りです。
  切り落としたままで、後加工は一切していません。手で触っても滑らかです。
  頬に、こすり付けても、この場合は、後から痛くなりませんでした。すごいでしょう。色白もち肌です。
  まあ、正確に言いますと、10μ程度の段差はあります。(NCのオフセット磨耗を動かしたときの変化で判断) ルーペで見ればはっきり分かりますが、注意しないと肉眼では気づきません。触っても滑らかなのですから。

大きくても、このとおり
皿ボルト M20X50

大きいものでもきれいな切り落とし 皿ボルト M20X50
 左の写真は、皿ボルトの切り落としです。周囲も画面に入れたために小さく見えますが、材料径が丸35あり、南製作所のNCでは最大径です。
  切り落とし面を仕上げながら切り落とすため、 細かい切粉が舞い上がっています。(大きい写真でははっきり分かるのですが)
 刃物台やスピンドルカバーの上に、舞い上がった切粉が積もっています。


皿ボルトM20X50を切り落としたところ。
 切り落とした直後の切り落とし面です。









皿ボルト M20X50


このページのトップへ

<職人である社長が自ら作っているサイトです。>

 お見積もりが遅れ、大変ご迷惑をかけています。

 おかげさまで多くのお問い合わせを頂いていますが、相変わらず真鍮の価格の改定が必要な上、継続品の注文が増加して
きています。
 会社の体制は徐々に整備されつつありますが、まだまだ私、社長に仕事が集中し、お見積もりまでなかなか手が回りません。



新着情報

「製作品集」のページに新たな製作品を5点追加しました(2列目)。現在159点の作品が拡大できます。(8.7.27)
新しく大型のNC 旋盤(ミヤノBND−42S5)を導入しました。いろいろ出来て、実に楽しい機械です。この機械で作った製作品を4つ載せました。(7.4.7)


◆得意な分野
六角ナット・袋ナット六角ナット
袋ナット




寸切ボルト・両ねじ(ろくろの加工)寸切ボルト
両ねじ
(ろくろの加工)


精密挽物 (カム式精密自動旋盤)

NC加工・複合加工



職人の手作業 職人の
手作業



◆工夫することが大好きです。
さまざまな工夫 技術情報
球体の加工
球体の加工




六角穴加工
六角穴加工




横穴の加工(完成品加工)横穴のある加工(完成品加工)





切り落とし
切り落とし




長いねじのチップ加工

多段出し加工・押戻し加工
多段出し加工・押し戻し加工





打痕キズなどを防ぐ工夫

1チャックでの複雑な加工

ねじの加工

やといの工夫
やといの工夫




刃物の自作

加工精度

◆パソコンの積極利用で効率よく加工 技術支援

NCの座標計算支援プログラム

NC加工プログラムのデータベース化

すべての製品のデータベース化

受注管理のデータベース支援

見積もり計算プログラム

◆品質管理

◆設備

 設備一覧

◆製作品集

 製作品集(NCを中心に)

 製作品集2(カム式)

◆会社案内

 会社概要

 地図・交通

 沿革

 主な取引先・銀行

 ポリシー

 社長紹介

 社長の部屋

◆お取引について

 プライバシーポリシー

 お取引・お支払

 特定商取引の表示

◆サイトマップ

◆真鍮は環境に優しい
究極のリサイクル材です。

◆自衛隊の潜水艦の魚雷発射管の部品を10年以上作り続けています。

◆新幹線の化粧ボルトも作っています。
化粧ボルトの種類は150を超えています。

◆六角穴加工開発物語
それは、クレーム対応から生まれた。

◆データベース開発物語
それは、生きるための ぎりぎりの戦いだった。


真鍮切削屋@株式会社 南製作所 URL:http://www.bs-m.co.jp mail:info@bs-m.co.jp
547-0041大阪府大阪市平野区平野北1-2-6 FAX:06-6791-1927 TEL:06-6791-1774


真鍮切削屋 真鍮専門切削加工屋